1日で辞めてしまった調剤薬局事務。
医療事務が決まる前、9月末に調剤薬局事務にも合格し1日だけ働きました。
厳密には働いてはいなくて、辞める人からの引き継ぎでしたけど。
まずは一通りの開店作業の仕方を確認。いきなりここでえっ!?となります。
1人でそこまでしなくてはならないのか、と。
その開店準備の仕方を教えて貰っている最中にパニック発作で倒れてしまいました。
突然目の前がチカチカと眩しくなり、聞こえていた声も遠くなります。
そして手足の痺れと震え、吐き気に大量の発汗。
大丈夫ですとは言ったものの、明らかに続行は不可能だったため、お客様用のソファで暫く休ませて頂き、漢方薬局ということもあるのか、なにやらエキスのようなものまで飲ませて頂きました。
暫くして体調も復活し、引き継ぎ作業の残りをなんとか終えることが出来ました。
そんな中、大変だったのが薬の配達。
来店出来ない自宅療養の患者様にお薬を届けるというものなのですが、これが1番大変でした。
自転車に大量の荷物を積み上げ、お宅へ伺う。
家からは離れた薬局なので、周辺の土地勘はありません。
暫くは地図と奮闘して下さいとのことでした。
そしてなんと次来る時はこれらの作業諸々を全て私1人に任せるとのこと。
なんとか初出勤を終え、帰った私は辞めることを決意しました。
バックレようとも考えましたが、それは良くないと思い、勇気を振り絞って電話で採用自体の旨をお伝えして、薬局での仕事は断念する事になったのです。
若干のOTC販売は覚悟していたものの、純粋な調剤薬局にしておけば良かった。
個人経営の薬局は大変なのね、と思いました。
しかし本来つきたかった医療事務の仕事にありつけたので結果オーライです。